こんにちは。よっしーです。
今日も英語のライティングのコツについてお話したいと思います。
今回は句読点のひとつであるコロンとセミコロンの使い方を少しだけ勉強します。
英文を書く時にコロンやセミコロンは使ったことがない、という人も多いのではないでしょうか?
今回は何かと何かを「つなげる」時に使うコロンとセミコロンということに焦点をおいてまとめていますのでその点に注目しながら進めてみてください。
目次
コロンの使い方(How to use a Colon in Lists )ー 単語等の羅列
句読点の種類について
最初に英文で使われる主な句読点は以下の5つがあります。
- カンマ comma( , )
- ピリオド period( . )
- コロン colon( : )
- セミコロン semicolon( ; )
- ダッシュ dash(—)
それぞれ基本的な使い方はあるのですが、それはまた別の機会に。
まず最初は、単語などの羅列を書く直前に使うcolon( : )にしぼって勉強しましょう。
英文でのコロンの役割
英文でのコロンは読み手に「前の節が次に来る節に関連している」ということを伝える役割があります。
次節との関連付けを示唆する役割をする句読点として、コロンの他、カンマ( , )セミコロン(;)やダッシュ(—)も使います。
それぞれわずかではありますが、読み手が受ける印象が変わります。
✅ コロンはカンマよりも効果的で、セミコロンよりも分けるという点では弱くなり、そしてダッシュよりもやや堅い表現方法になります。
羅列する語句の前に配置するコロン(:)
何かの詳細をいくつか述べる、名詞を修飾する表現や言葉を並べる、例などをいくつか並べるなどの場合、それらを並べる直前にコロンを配置します。
コロンを羅列に使う際のポイント
- 独立節の後に配置する。
- 文章を成立させるための動詞の前後や目的語とその前の前置詞との間に置く様な使い方はしません。
※独立節とは主語と述語が含まれていてその文自体で意味をなす節のことです。
コロンの使い方の練習問題
(問題)下記の文章はなぜ間違っているか分かりますか?
Your dedicated gardener requires: a pair of scissors, a ladder, and a overgrown garden.
(答え)文章を成立させるための動詞の前後に:を入れてはいけないルールを守っていない。
(正しい使い方)
Your dedicated gardener requires three props: a pair of scissors, a ladder, and a overgrown garden.
requiresの後にthree props(3つの小道具)という語句を入れることで、文法も正しく、かつコロン以下の文章と自然につなげることができます。
セミコロンの使い方 ー 独立節(Independent Clause) 同士の接続
次にセミコロン(;)についてです。
セミコロンは関連のある独立節(Independent Clause) 同士の接続に使います。
Independent (独立した)Clause(節)というように言葉の通りの意味なのですが、独立節と書くと何だか難しく感じてしまいますよね?
言葉で説明するより例を挙げる方が簡単かもしれません。
以下、独立節の例文です。
- I have a full set of colored pencils.
- My favorite color is orchid.
など主語と述語を含んで成り立つ文のことです。
独立節同士はセミコロンの他、and、 but、 orなどの接続詞で結合もできますが、文章の中でandなどの多用を避けるためにセミコロンを使うのは単調な文章構成を避けるのに有効です。
ただし、セミコロンで接続する2文は関連のある文章である必要があります。
では、上の2つの独立節をセミコロンを使ってひとつの文章にして見ましょう。
(正)I have a full set of colored pencils; my favorite color is orchid.
となりますね。
間違った使い方も書いておきます。
(誤)I went to the beach this afternoon; my favorite color is orchid.
✅なぜ誤りかというと2つの文に関連性がないのでセミコロンで結合することはできません。
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いかがでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コロンとセミコロンは英語を書くことに慣れていないとあまり使わないかもしれません。
ですが、こういった句読点をうまく配置することで文章がぐっと洗練されて見えますよ。
コロンとセミコロンの使い方については、なかなか奥が深いのでまた別の機会でもお話できればと思います。
See ya next time!
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