アメリカで英語を使って仕事できるか?できます【事務職編】

アメリカで英語を使って仕事できるか?できます【事務職編】

「アメリカで英語を使って仕事できるか?できます」シリーズ4回目。

ごくありふれた特にとりえもないフツーの日本人がアメリカで生きていくには働くしかない!!です。
私の海外での就労経験を給料や必要な英語力などを含めてひとつひとつ赤裸々に?お話していこうと思います。
アメリカ生活は4年目に突入。正社員として働くことになりました。

当時の英語レベル(自己評価)

リスニング ★★★(聞き取りはだいぶ慣れてきた)
スピーキング★★★(ビジネス英語の入り口まで来た感じ)
ライティング★★★(英語でメールや簡単な書類作成は苦でなくなってきた)
リーディング★★★★(辞書を使えば専門書以外はまあまあ読めた)

日本語を武器に働くことに【語学学校の事務】

日本語を武器に働くことに【語学学校の事務】

【労働条件】
●雇用形態:フルタイム(正社員)
●給与:年俸約650万(保険あり)
●タイトル:オフィスマネジャー
●交通費:バス定期代支給
●勤務時間:平日8:30~17:30

この仕事を見つけた方法

アメリカに来て初めてネットの求人を見て応募した仕事です。
日本の職探しとほぼ同じで求人サイトに登録し、希望条件や場所を登録しておくとそれに合った求人情報がメールで届く仕組みです。

〈希望条件〉

  • フルタイム
  • 通勤30分以内
  • 年俸約500万円以上

〈実際に登録した検索キーワード〉

  • Japanese
  • secretary
  • office
  • nature

Japaneseというキーワードのみだと販売や飲食のアルバイトばかりヒットするのでsecretaryやofficeというキーワードを追加しました。
natureは一見すると事務の職探しに何の関係も無いように思えますが、自分の興味のあることに関するキーワードをひとつ入れておきましょう。
思わぬところの求人がヒットすることがあり、検索の視野が広がりますよ。

〈入れとおくと良いキーワード〉

もし日本で経験のある業種やスキルがあればここで入力しておくとなお良いでしょう。

  • 建設業、保険業、銀行など経験のある業種を具体的に
  • Excel、Photoshopなど自分が得意な、またはある程度できるソフト
  • 英語以外に少しでもできる言語があれば必ず記入する

【語学学校事務】採用までの道のり

語学学校の事務、採用までの道のり

日本人は学生全体の25%を占める語学学校でした。
半年から1年以上をかけて語学留学するプログラムを提供しています。
校内は生徒も含めてEnglish Onlyという決まりごとがありましたが、日本の留学代行の会社とやり取りするなど、日本語は必須でした。

面接①

いきなり校長との面接でした。
今までの職歴を簡単に説明するとそれに対して校長が色々質問してきて答える、という流れでした。
日本人であることは事前に伝えていたので私の英語力をチェックしていたのでしょう。
あとは細かい職務内容の説明を受け、できそうか否かの確認でした。

ペーパーテスト

テスト、としましたが、常識問題とかではなく、自分を分析して表現する、というようなややレベルの高いテストに感じました。
問題数は多くなかったですが、小論文程度の文字数にはなりました。
難しかったのでテスト問題は鮮明に覚えています。
以下テストの内容です。

  • 今までの仕事経験をどうこの職場に活かせるか?
  • 今まで出会った職場で苦手なひとへの対処方は?
  • 英語があまりできない生徒が教室でパニック障害を起こした場合、どう対処する?
  • コミュニケーション術で一番有効なことは?その理由も述べよ。

面接②

2回目の面接の連絡が来た時点では採用は決まっていたと思います。
面接時はお互いの意思の最終確認と雇用条件などの説明がありました。
最後に事務職員や先生との顔合わせが行われました。

語学学校の事務ってどんな仕事?

語学学校の事務ってどんな仕事?

オフィスマネジャーというタイトルでしたが事務職員は3名のみです笑
先生はフルタイムやパートタイムで20名以上在籍していました。
それでは実際どんな職務内容だったか見ていきましょう。

生徒の入学手続き

世界各国から英語を学びたい生徒を受け入れており、留学手続き代行会社(エージェント)がそれぞれの国に数多く存在します。
そのエージェントから生徒の入学申込があったら必要書類や請求書を送り入学の手続きを進めます。
生徒のほとんどが学生ビザで入国するので不備があっては大変なので気を使います。

営業活動

アメリカには語学学校はいくつも存在し、いかにこの学校を選んでもらえるか、は営業活動が重要な仕事となってきます。
いつからどんなクラスが始まるとか、こんな新しい取り組みをしているとか、イベント情報などを各エージェントにメールしたり、パンフレットやチラシを郵送したりして生徒獲得に努めます。

生徒の宿泊先の手配

留学生は主にコンドミニアムやホームステイを主な宿泊先とします。
登録のあるホームステイ先に生徒を送る手配をします。
ホームステイはホストファミリーと生徒との相性もあり入居後のトラブル処理など色々と大変でした。

日々の入出金管理

エージェントからの支払いはほぼ振り込みでしたが、中にはホームページから直接申し込んで来る(主にビザ無しの短期留学)生徒もおり当日現金払い、というケースも結構ありました。
語学学校はアメリカにしては割と現金入金が多い業種です。

ホームページとフェイスブックの更新

ホームページの更新は生徒集めには重要で情報のアップデートや写真をアップしたりするのが主な仕事です。
写真は学校や生徒、先生の様子が伝わるので営業活動に直結するためフェイスブックにはほぼ毎日アップします。
主に日本語での更新作業担当でした。

【番外編】英文の添削

日本人の私がアメリカ人の校長の英文を添削することに?!
校長は英語しか話せないバリバリのアメリカ人です。
一度印刷物の英語の間違いを指摘したことがきっかけで毎週発行のニュースレターの校長のコメントの最終チェックを私がすることになったのです。
普段書くことをしないと日本人でも日本語がちゃんと書けない時ありますからね。

語学学校のオフィスマネジャーに必要な英語力

語学学校の事務ってどんな仕事?

スタッフが自分以外英語人なのである程度の英語力は必要なポジションです。
それほど無くても大丈夫な学校もあります。(後述)

英語でメールは必須

英語でメールができないと仕事ができません。
エージェントとのやりとりは日本以外は全て英語になります。
メールと言ってもそれほど複雑な内容ではありませんが毎日20件は問い合わせや手続きのメールが届きます。
忙しい時期はその倍以上来るのでメールの処理だけで結構時間をとられます。

ビジネス英語入門程度は勉強しておきましょう

アメリカの会社で働きたいと思っている方は例え日本に関わる業界であっても入門レベルのビジネス英語を勉強しておくと良いでしょう。
日常会話に自信があってもビジネス英語にはちょっとした壁があります。
仕事がらみの人達は友達と違って日本人であろうが、アメリカに来て日が浅いなどなどそんなことは関係ありません。
英語を使うのが当たり前、と思っていますので容赦ない時もありますよー。
そこで気持ちが折れないようにビジネス英語の予習しておきましょう。

日本人比率の高い学校は英語のハードルが低い?

州内には他にも語学学校がいくつもあり、中には日本人比率が4割超えになる学校もあります。
転向手続きなどする際にやりとりする機会がありましたが、スタッフはそれほど高い英語力を持っていなかったように感じました。
日本人スタッフが複数名いる、校長が日本語が話せる、など学校によっては高い英語力がなくとも仕事に就ける可能性があります。

【まとめ】語学学校のオフィスマネジャーの仕事は楽しい

楽しい、と書きましたが生徒数も多いためトラブルは日常茶飯事。
トラブル処理は大変な時もありましたが、そこで対処することで英語力向上、また自分自身の成長につながったと信じています。

【まとめ】語学学校のオフィスマネジャーの仕事は楽しい

世界に友達ができるチャンス

良かったことはいろいろな国の人達と知り合いになれたことです。
その時知り合ったドイツ人とイタリア人の生徒とは今でも交流があります。
彼女らは私より数段英語ができました。
何で語学学校に通うんだろう?と思っていたら・・・
卒業後は早速アメリカで仕事を見つけていました。