こんにちは!
ヨガに通って5年目になるよっしーです。
ヨガのインストラクターをしている友人の勧めでヨガを始めました。
その友人が最近、全米ヨガアライアンスRYT500(※ 以下、RYT500)というヨガのインストラクターの資格を取得したというのでご紹介したいと思います。
ヨガの資格というのは国によって様々あるのですが、RYT500は全米ヨガアライアンスが認定する資格です。
RYT500はアメリカだけでなく世界中どこでも通用する、かつ、ヨガ資格の中での最高峰ということでヨガの指導者が目指す頂点です。
ちなみにそのRYT500の資格を取得した彼女は今年51歳になります。
目次
全米ヨガアライアンスとは?

全米ヨガアライアンスはアメリカ発祥で、質の高いヨガの指導者を育成するために設立された団体です。
現在ではアメリカだけでなく、世界で通用するヨガ指導に関する資格基準を定めており、国や地域に関わらず認知度の高い資格です。
つまり全米ヨガアライアンスの定めた基準でヨガ指導者の資格を持っていれば世界中どこでもヨガインストラクターとして働ける可能性がある世界共通の資格です。
認定校で学ぶ必要がある
RYT500は世界中どこでも通用するヨガ指導者の資格ですが、資格を取得するためには特定のカリキュラム基準をもとにしたプログラムを修了する必要があります。
そしてそのプログラムは全米ヨガアライアンスの認定校でのみ受講可能です。
全米ヨガアライアンス公式サイト(英語):https://www.yogaalliance.org/
認定校は日本にもいくつかあります。
全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクターの資格とは?
全米ヨガアライアンスが認定する主なヨガインストラクターの資格はRYT200とRYT500など4種類あります。
下記にそれぞれの概要をまとめていますので参考にしてみてください。
① RYT200
認定校において200時間の養成講座を修了後に取得できるヨガインストラクターの国際ライセンス。ヨガのインストラクターになるなら取得しておくべき認知度、信頼度ともに高い資格。大人向けのヨガを指導するために必要な知識やテクニックを中心に学ぶカリキュラム。
② RYT500
認定校において指定の講座を500時間修了し、かつ、指導経験のあるものに与えられるヨガインストラクターの国際ライセンス。経験値が必須となること、そして、より専門的なことを学ぶため、世界のヨガ界においてRYT200よりも更に信頼度が高い。
③ RPYT
認定校において女性や妊娠について特化したカリキュラムを修了すること。妊娠前・中・後におけるヨガのクラスを指導することができるスペシャルティ資格。
④ RCYT
認定校において子供へのヨガ指導に特化したカリキュラムを修了すること。修了後は乳児期からの子供向けクラスを提供することができるスペシャルティ資格。

ヨガはインストラクターで決まる!?【生徒としての本音】

ここでちょっとだけ私のヨガ経験のお話をしてみようと思います。
自身の経験からヨガのクラスの質はクラスの難易度よりもインストラクターの質によって決まる、と感じています。
私はヨガのレッスンをレベルではなくインストラクターで選んでいます。
ヨガレッスンの受講者として気持ちいいと感じる時もあれば、逆にストレスを感じる時もあります。
ストレスを感じながらの60分はとても長く感じます。
ヨガレッスンの生徒である私がヨガのインストラクターさんによって全然違うと感じたポイントを書いてみました。
- プログラムの組み立て方
- 各ポーズの姿勢や手足の位置
- 説明の分かりやすさ
- 声がけのタイミング
- 生徒の集中力維持のフォロー
これらがインストラクターによってまちまちです。
インストラクターさんの伝えたいことが先走っていて、その思いを受け取る側の私たち生徒との呼吸が合っていないのでは?と感じる時もあります。
更には、自分と合わないと感じるクラスでは呼吸が苦しくなる時さえあります。
生徒はとてもシビア
チームプレイでないヨガは生徒にとってインストラクターが全てと言っても良いかと思います。。
結局自分が好きなインストラクターの受け持つクラスしか取らないようになってしまいます。
その方が他店に移ってしまったらモチベーションが下がり行かなくなり、結局はヨガをやめてしまう、なんて経験もしています。
人気のあるインストラクターのクラスは常に一杯です。
やっぱりそれなりの理由があるのかな、と思ってしまいます。
ヨガインストラクターとしてのキャリアを築く

さて、次にヨガのインストラクターとしてのキャリアについて触れてみたいと思います。
全米ヨガアライアンス認定のRYT500の資格保有者はアメリカ全体でも1万人強しかいません。
更に日本国内に限定するとなんと200人程度しかいないのです。
世界中でヨガ人口は多く、RYT500は認知度・信頼度ともに高い資格であるにも関わらず資格保有者はとても少ないのです。
✅ RYT500を取得してのヨガのインストラクターはキャリアとしては狙い目であることは間違いありません。
ヨガのインストラクターの働き方
近年の健康ブームからヨガ人気は高く、次々とヨガ施設がオープンしています。
スポーツジムもでヨガクラスを設けるなどヨガは年代、性別を問わず人気が高まっています。
一方、ヨガのインストラクターは施設の社員というよりは、副業であったり、個人事業主として各施設を掛け持ちしている方がほとんどです。
または、スペースを借りてヨガクラスやスクールを持つ、と言う様な働き方をしている方もいるでしょう。
しかし、基本的にヨガのインストラクターは時間給での働き方が中心です。
そう言ったいわば不安定な働き方をする場合、資格はとても有利に働きます。
ヨガ施設が増えたことでどのヨガ施設やスクールなどでも他との差別化を図りたいと考えています。
RYT200はもちろん、日本では200人程度しか資格保有者のいないRYT500を所持していれば好条件で仕事を見つけることができること間違いなしです。
また、自身でヨガスクールなどを始める際にもRYT500の資格を持っている人はインストラクターの中でもごく僅かです。
RYT500は生徒を集める際の強力なアピールポイントになります。

オンラインでRYT500が取れるのは2023年末まで

新型コロナウイルス感染症対策の特別措置として2023年末までオンラインでRYT500の資格が取れるようになっています。
コロナ前までは認定校に通学したり、アメリカにヨガ留学する方も多くいました。
2023年度中であれば自宅にいながらオンラインで資格が取得できるのです。
2024年以降はこの特別措置が継続されるかどうかは今のところ未定です。
認定校におけるRYT500のオンラインコースでの資格取得の流れ
下記は全米ヨガアライアンスの認定校におけるオンラインまでのRYT500の資格取得のおおまかな流れです。
※ スクールにより多少の違いはあります。
STEP 1:講義を動画で視聴する
STEP 2:マンツーマンレッスンをオンラインで受講
STEP 3:レポート提出
STEP 4:オンラインでテストを受ける
STEP 5:コース修了
STEP 6:全米ヨガアライアンスに資格取得申請をする
STEP 7:RYT500資格取得
認定校ではRYT500用のカリキュラムの単なる受講だけでなく、資格申請までサポートしてくれるので英語ができない方でも安心です。
OREO YOGA ACADEMY(全米ヨガアライアンス認定校・東京都渋谷区)
伸び続けるヨガ市場
ヨガ市場は年々伸びていて今後も拡大が予想されています。
下記はアメリカのヨガマットの市場予想ですが、2026年に向けて今までにない市場拡大がグラフの傾斜の角度から伺えます。

参考サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000071640.html
それに伴い今後は資格基準が厳しくなる、なんてこともあり得るかもしれません。
ヨガのインストラクターは50代、60代、70代以上の方でも活躍できるキャリアのひとつです。
2023年度中であればRYT500が全てオンラインで受講→資格取得ができます。
今まで時間がない、忙しくてスクールに通えない、と思っていた方には本当に今年は絶好のチャンスですね。
RYT500の資格を全てオンライン講座で取得できるのは2023年度末までの特別措置です。
日本にたった200人程度しか所持していないRYT500の資格。
既にヨガの指導経験のある方は、ヨガインストラクターを生涯のキャリアとして考えてみましょう。

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