コーヒーゆんたく:コーヒー豆は常温保存すべきって本当?

こんにちは!

アメリカでコーヒー屋をやっていたことがあるよっしーです。

つい先日、コーヒー豆の焙煎販売をするお店が急増、というニュースを見かけました。

私も焙煎したての豆を中心に色々なお店でコーヒー豆を購入しています。

コーヒーの美味しさはは焙煎と保存が全て」とは言いませんがそれに近いものがあると思います。

どんなに高級で品質の良いコーヒー豆でも焙煎の仕方でその味や香りが大きく変わってきます。

そしてその保存方法によってでも同じことが言えます。

同じキリマンジャロを買ったのに「いつものお店のとなんか違うな〜」と感じたことはありませんか?

それはやっぱりお店によって焙煎の技術であったり、コーヒー豆の保存方法が違うからです。

今日はご家庭でできるコーヒー豆の保存方法についてのゆんたくです〜

目次

【鉄則】コーヒー豆は必ず常温保存しましょう

コーヒー豆を冷蔵庫や冷凍庫で保存していませんか?

食品は何でも冷蔵庫に入れる方が長持ちする気がしますよね?

冷凍なら更に長持ちしそうです。。

コーヒー豆の冷蔵・冷凍保存は今すぐやめましょう!

食品を冷蔵庫や冷凍庫に保存すると取り出した時に外気との温度差で結露が生じるのをご存知かと思います。

温度差でコーヒー豆は汗をかいてしまいます。

その豆の汗はコーヒーの命である香りに大きく影響します。

コーヒー豆を冷蔵・冷凍保存すると、庫内から取り出した時に生じる温度差や豆がかく汗によって、香りが失せる・変わる、だけでなく、豆の質の低下を加速させます。

また、冷蔵庫や冷凍庫でコーヒー豆は肉、魚、調理済みの食品など、さまざまな食品と共存する必要があります。

コーヒー豆は焙煎後も呼吸を続けています。

焙煎後のコーヒー豆には無数の微細な穴があいていて、水分や匂いを吸着しやすい構造になっています。

そんな構造のコーヒー豆を様々な食品のにおいの宝庫で保存したら、香り高かったコーヒー豆がどうなるか想像がつくかと思います。

✅ コーヒー豆は常温保存が鉄則、特に開封後のコーヒー豆を冷蔵・冷凍保存するのは厳禁です。

なるべく小さな密閉容器で常温保存する

コーヒー豆の理想の保存方法は遮光性のある密閉容器での常温保存です。

コーヒー豆がなるべく空気に触れないように小さめの容器を選ぶことも大切な要素です。

大きな容器で保存すると毎回コーヒー豆を取り出す際に空気に触れる面積が増えてしまいます。

メジャーカップでコーヒー豆をすくう作業も手早く済ませ、なるべく早く密閉状態に戻しましょう。

ふたを長時間開けっぱなしにしないこと。

そして室内の一番涼しい場所に置く様にしましょう。

ワインセラーのようなところが理想ですが、みんながみんなそんな素敵な場所があるわけではありませんね。

私もないです(笑)

コーヒー豆はとても繊細な食品です。

雑に扱わず、ちょっと気をつかってあげることで香りの持ちが随分変わってきますよ。

パック詰めのコーヒー豆の賞味期限はあてにしない

焙煎したてのコーヒー豆を毎回購入できれば一番良いのですが、いつもそうできるとは限りませんよね?

コーヒー豆にこだわっている方でも便宜上、スーパーやコーヒー専門店でパック詰めのコーヒー豆を買うこともあるかと思います。

その際には必ず消費期限を確認しましょう。

真空状態にしてあるものなどは6ヶ月、1年と消費期限が長いものがあります。

正直なところ・・・

いくら真空にしているとはいえ、1年前に焙煎したコーヒー豆が焙煎直後同様に美味しく飲めるとはとても思えません。

さらに、焙煎日時を記載しているものを選ぶと良いでしょう。

個人的にですが、焙煎日時を記載しているコーヒー豆販売会社は誠実かな、と思います。

消費期限だけだともしかしたら2年前に焙煎したものかもしれません?

コーヒー豆を買う時のコツ

コーヒーを飲む家族が多い方なら1パック200〜250グラムのものでも良いと思います。

でも、ひとり暮らしの方など1日1−2杯しか飲まない、という方は100グラムパックでの購入をおすすめします。

一度パックを開封してしまったら、そこからコーヒー豆は酸化が始まります。

コーヒー豆は開封後2週間以内に飲み切るのが理想です。

小規模なコーヒー豆の販売店などでは最低200グラムから、というところも多くあります。

そんな時は、袋代はかかるかもしれませんが、100グラムずつ2袋に分けてもらいましょう。

お気に入りの焙煎所を見つける楽しみ

最初にお話しした様に、今はコーヒー焙煎ビジネスがはやっている様です。

家庭で少量のコーヒー豆をコンロで焙煎できる器具も販売されていますが、細かなハスクが飛び散り、割と後片付けが大変です(笑)

ということで私はさまざまなコーヒー豆焙煎所を試しながらそのお店の味や香りを楽しんでいます。

徒歩で行けるところ、電車で買いに行くところだけでなく、近年はネットでも上質の焙煎仕立てのコーヒー豆が手に入る様になりました。

こだわりのコーヒー豆をお取り寄せ

東京コーヒーロースタリーカフェ

東京・東久留米市にあるカフェと焙煎工房が併設された東京コーヒーロースタリーカフェのコーヒー豆をご紹介します。

とってもおしゃれで開放的な空間でハーフのご兄弟が経営されているカフェです。

コーヒーの他、スイーツやお食事もとてもおいしく「丁寧な仕事」をされていることが実感できます。

そのカフェに併設されている焙煎工房で取り扱っているコーヒー豆はオーガニック豆です。

店内、ホームページもあらゆるところが英語で最初はビビるかもしれませんが(笑)ちゃんと日本語でお買い物できます。

焙煎したてのコーヒー豆の定期購入もできるようですが、もちろん単品購入もできます。

《おすすめのコーヒー豆》

せっかくコーヒー豆の専門店に行っても「とりあえずブレンド」でコーヒー豆の購入をされる方も多いかと思います。

東京コーヒーロースタリーカフェさんのコーヒー豆はシングルオリジンがおすすめです。

私は浅煎りと深めの煎りを交互に楽しむタイプなので2つおすすめがあります。

浅煎りがお好きな方:東ティモール フェアトレードコーヒー

中〜深煎りがお好みの方:スマトラコーヒーオーガニック

特に浅煎りの東ティモールのコーヒー豆はベリーのような爽やかさとスパイスの様な奥深さのある香りが気に入っています。

とても美味しいので一度試してみてくださいね。

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東京コーヒーロースタリーカフェ

住所:〒203-0033 東京都東久留米市滝山4丁目1−40

TEL:042-420-1145

Webサイト:https://tokyocoffee.jp/

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Tokyo Coffee