英語のライティング mini講座⑯ この場合ってどっち?

英語のライティング mini講座⑯ この場合ってどっち?

こんにちは!

翻訳業をしているよっしーです。

英語を書いている時に単語などで「ん?この場合どっちだっけ?」と迷う時がありませんか?

今日のmini講座ではそんなどっちを使うのか悩むことが多い単語をいくつか比較しながら解説してみようと思います。

people vs persons どっち?

学校ではひとりを指す時にはperson、ふたり以上の時はpeopleと習ったかと思います。

それなのに、「persons」というpersonを複数にした呼び方を聞いたことはないでしょうか?

私はアメリカ在住字に、personsという単語を時々耳にしていたのでテーマとして取り上げてみました。

personsはどんな時に使うの?

レストランに行った時に「How many persons?」とアジア系のウエイターに聞かれたことがありました。

personsという言葉に若干違和感を覚えたのを記憶しています。

しかし、実は文法的には間違ってはいません。

personsとはpeopleと同じ意味です。

しかし、英語圏でカジュアルな場面で日常的にpersonsを使うと「不自然」に感じる人も多いです。

personsは主に次の2つの場合に限って使われる、ということを覚えておきましょう。

  •  裁判や法律、警察がからむ場面、それらに関わる書面上
  •  複数人をグループとしてではなく個々を強調したい時

例題で順番に解説していきます。

裁判、法律、警察などがからむ場合

例)The person or persons who may have witnessed the homicide have been interviewed by police.

この一行だけでは警察の単なる記録なのか、調書なのか、裁判記録なのか不明であっても、何かそれらに関連する場面、書面ということが分かります。

この場合、personsはpeopleに置き換えることは可能ですが、personsの方が「適している」と言える代表例です。

複数人のかたまりではあるが、個々を指している場合

例)A list of Missing Persons

「行方不明者」のリスト、という意味です。

この場合、personsはpeopleに置き換えるととても不自然に感じます

なぜなら、行方不明者は多数いて、「行方不明者」というひとかたまりにしていても、それぞれ関連性はなく、個々を指していますよね?

この様に関連性の全くない個々の集まりを指す場合にpersonsが用いられます

この他、賃貸契約書などでも通常、peopleという単語は使われず、person, personsが使われています。

法的な書面の英訳はperson, personsを使う、と覚えておくと良いでしょう。

Peopleを使う場合

これまで述べた特殊な場合以外は複数人を表す単語は基本的に「people」を使いましょう。

日常会話や仕事でたとえpersonsと言ってしまっても訂正されるようなことはないです。

ただ、違和感を覚える場合はあります。

下記はpersonsを使った違和感のある例です。

どんなところに違和感があるか考えてみてくださいね。

例)My boss invited 12 persons to the party last Monday.

見逃してしまいそうな違和感ですが、ネイティブにはここでpersonsを使うことに不自然さを感じることでしょう。

personsを使うことで一気にカジュアルさが失せ、更に月曜日というパーティがあまり行われない曜日、という要素が加わることで、なんとなく取り調べ的なことでもあるのか?と疑念をいだいてしまう違和感です。

Anyone vs Any One どっち?

この両者の使い方については説明するまでもないかもしれませんが、理解を深めることで間違った使い方を避けることができるのであえて解説します。

Anyone:不定代名詞に分類される1つの単語で「誰か」「誰も」「誰もが」など個人を特定することのない代名詞

Any One: 人や物、事柄などのグループの中のひとつを指し、2つの語句で成り立つ一種の形容詞句

Anyoneの使い方

Anyoneは不特定の人や物などを指し、通常先行詞を持つことはありません。

「誰であるか」は問わない、特定しない時に使われる単語です。

物や事柄を指す場合には使いません。

例をいくつか挙げてみましょう。

Does anyone of you remember the name of the huge monster in the movie?

Does anyone here speak French?

He doesn’t trust anyone being lazy.

これらの文中のanyoneを見て分かる様に「誰」であるかを特定する文書には使いません。

Any Oneの使い方

さて、次にany oneという2つの単語を合わせて使う場合について考えてみましょう。

anyoneとは対照的に人だけではなくひとつの物や事柄を指す場合にもany oneは使います。

例をいくつか挙げますのでanyoneと比較してみてください。

Any one of you here may want to pick any one of the painting tools.

最初のany oneはそこにいる誰かではありますが、ひとりひとりを指しています。

2番目のany oneは色々なツールの中のひとつのツール(物)を指していますね。

Any oneは「of」が後に続くことが多いのでその例を挙げておきます。

It could have been in any one of the lockers.

The doctor explained me about the treatments. It was too fast for me to focus on any one of them.

これらの意味から理解するとany oneは「たくさんある中のひとつ」という意味であることが分かると思います。

Anyone vs Any One 2つの語句を比べてみよう

ここまででanyoneとany oneの使い方の違いは理解できたと思います。

両方の語句を並べて使ってみるとより違いが分かりやすいかもしれません。

例で見てみましょう。

例)I don’t think anyone in the stadium saw the super catch. Did any one of you see it?

自分が球場でファインプレーを見逃した、という状況を想像してみてくださいね〜

この文章の中のanyoneはそのファインプレーを球場の誰も見ていない、と思う、と「誰」という個人を特定していませんね?

一方、any one では「誰か」見た人いる?とファインプレーを見た「誰か」という個人を特定して探しています。

この様に比較するとanyoneとany oneの意味が全く違う、ということがよく理解できるかと思います。

まとめ:知っている単語こそ理解を深めよう

会話では文法を理解していなくても単語の羅列や身振り手振りで通じてしまう場合は多々あります。

しかし、ライティングとなると文法や単語の意味をしっかり意識した書き方が必要です。

今日の例で例えると、発音では全く同じである、AnyoneとAny One。

しかし、意味を理解せずに使ってしまうと、全く別の意になってしまうどころか、文章としておかしなことになってしまう場合さえあります。

また、どんな単語がどんな場面に合っているのかを認識できるセンス磨きも大切ですよ~

  • 知っている単語は軽視しがち、思い込みによる間違いを起こしがち。
  • 文法的ではなく、people vs personsのように「感覚的に自然・不自然」な英語も知っておく。

My Favorite Coffee 星乃珈琲店

My Favorite Coffee 星乃珈琲店
今日のa cup of coffeeはスフレパンケーキが有名な星乃珈琲店です。

ブレンドは3種類あり、ハンドドリップでどれもおいしいです。

私が時々行く渋谷桜丘店はWi-Fiがありません。。

不自由を感じつつ、空いているし、本もゆっくり読めるので、ま、いいか、と。

春には窓越しに散る桜吹雪が美しいです。

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星乃珈琲店

Webサイトhttps://www.hoshinocoffee.com/

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See ya next time!