ハワイに留学と言うと英語の勉強、という点ではなんとなくネガティブなイメージがありませんか?
ハワイに行ったことがある方ならご存知の通り、日本語で買い物ができてしまう外国です。
そんな場所でも方法次第で英語はしっかり習得できます。
そのためにはまずハワイの特徴を理解し、いかに上手に英語学習に利用するか、ということがポイントです。
目次
ハワイへの語学留学で失敗しない方法【2つの重要ポイント】

ハワイ留学で英語習得をめざしたけれどあまり英語が上達しなかった・・・
他の州、もしくは他の国にすれば良かったかな・・・?
などと後からハワイ留学を後悔しないために2つのポイントを抑えておけばハワイでの語学留学で英語力をつけることができます。
✅「日本語と関わる時間を徹底的に少なくする」ことを常に意識して行動すること。
✅「ハワイに英語を勉強するために来た」という意識を常に忘れない。
この2つの意識付けがハワイ留学成功のカギです。
【ハワイ 語学留学】学校選びは慎重に

留学先をハワイに決め、学校選びに入ると思います。
メジャーな語学学校はワイキキ、アラモアナ周辺に点在しています。
なので通学の利便性においてはどこも大差ありません。
どの学校も日本人の割合をホームページなどで公にしています。
詳細が載っていない場合は留学エージェントに聞きましょう。
どこの学校に通ってもハワイでは日本人の割合は多めなのですが、その中で日本人率の低めの学校を選ぶべきです。
中には時期が悪いと日本人が5割を超えている学校もあり、もはや留学の意味がないのでは?と思う学校もあります。
日本人率低めの学校を選択している日本人は:
●英語力が高めな人が多い
●真剣に英語を勉強したいと思ってハワイに来ている人が多い
●積極的に日本人の友人をハワイで作ろうとしない
つまり、ハワイは日本人が多いことは承知の上なのですから、「英語を学ぶことに対して意識高めの日本人が多めの学校」を選ぶべきです。
Q: 英語に全く自信がなくても日本人の少ない学校にすべき?
A: はい、英語ができないのであればこそそうすべきです。
どの学校も入学時にレベル分けのテストを行い、そのレベルに応じたクラス分けをするので英語力を入学前に心配する必要はありません。
Q: 長期留学の場合の学校選びのポイントは?
A: 一般クラスだけでなく上級レベル向けのIELTSやケンブリッジ英語検定などのコースが用意されているかどうか確認しましょう。
これらの検定は日本の英検のようなもので英語力を測る検定です。
欧米での大学進学、そして就職を目指す方はこういったクラスを設置している学校を必ず選ぶべきです。
また、帰国して英語力を活かした仕事に就く際にも有利に働くでしょう。
ハワイ語学留学中の滞在先はホームステイの一択で

ハワイで英語力をつけたいなら、語学留学中の滞在は絶対ホームステイです。
長期留学であってもです。
短期ならまだしも長期のホームステイはちょっといやだな・・・と思っていませんか?
なぜなら・・・
- 自由が欲しい
- 友達を気軽に部屋に呼べない
- ホストファミリーに気を使う生活は疲れる
こういうこと思う人は「ハワイに英語を学びにきている」ということを忘れています。
コンドミニアムなどに住んでしまったら自由が楽しくて勉強は絶対おろそかになります、断言します。
ハワイで英語力をつけたいなら断然ホームステイです。
ホームステイが良い理由
✅ 時間に乱れがない=毎日の英語の学習が進む
ホームステイの良いところは起床、帰宅、食事、勉強、就寝、とだいたい毎日同じスケジュールで動くことになる点です。
コンドミニアムでひとり暮らしをしたり、シェアハウスに住むと時間通りの行動は次第に崩れていきます。
ファミリーと暮らしているという意識が無意識に働き、「英語の学習時間が取りやすい生活」になります。
✅ 友達がしょっちゅう出入りすることがない
ホームステイ先でもファミリーに伝えておけば友達を自室に呼んだりすることは可能です。
ひとりで暮らしを始めたら友人が来る頻度が確実に増え、飲酒だ、パーティだ、ってなります。
勉強時間は減り、英語を勉強しよう、という意欲も徐々に無くなっていくこともよくあることです。
ハワイは特に夜遅くまでお店やモールが開いていて、治安も良いなど、夜遊びがしやすい州です。
夜遊びがしにくいホームステイは、多少窮屈に感じてもハワイ留学で英語力を確実につけたいと思っている方には最良の環境なのです。
✅ 何より英語を話す時間が多い
ファミリーとは基本的に英語で話しますから、英語での会話量は一人暮らしに比べれば格段に多くなります。
ひとり暮らしをすると日本人の友人が遊びに来たり、遊びに行ったり、どうしても日本語での会話時間が増えてしまいます。
英語を勉強するためにお金や時間をかけて留学しているのですから。
ホームステイは家に英語の先生が常駐状態
ファミリーとの生活は授業では習わない日常英会話が学べます。
英語の先生が家にいつもいる環境なのですからリスニング力、スピーキング力は当然のように伸びます。
会話の中で分からないことを調べ、ノートにまとめるなどするとライティング力も付きます。
ホームステイは英語を学ぶ上でプラスなことしかありません。
それと・・・
ハワイの人はとても出逢いを大切にしてくれます。
長い間一緒に住むことでファミリーとはハワイを離れても家族のような存在になることでしょう。
【ハワイ 語学留学】土日に日本人とつるまない習慣をつける

ハワイの主な語学学校は土日はお休みです。
となると生徒は土日に何をしているのか?
ハワイの学生は環境と気候の良さからか圧倒的に遊びに出かけています。
息抜きも必要ですし、観光も学びがあるのでたまには良いと思います。
ですが、毎週のように土日に日本人と一日中つるむのはやめましょう。
土日を有効に英語学習に使うためにすること
- 学校で一週間習ったことの復習をする
- ローカルの新聞をじっくり読む
- 学校でヨーロッパからの生徒の友達を作る(つるむなら英語友達で)
など土日も英語に触れる時間を減らさない工夫をすることが大切です。
ビーチでのんびりするもの日本人以外の友達、新聞を片手に出かけるなど、英語に意識を向けながら行動しないといつの間にか日本語であふれた生活になってしまっていますよ。
✅ ヨーロッパからの生徒は先生とも仲良くなっている
ハワイだけでなく他の州や国でもそうなのですが、ヨーロッパからの生徒は積極的に先生とコミュニケーションを取っています。
授業の後に先生を含めてゴハンに出かけたりしているのは主にヨーロッパからの生徒です。
ヨーロッパからはドイツやイタリアからの生徒が多いですが、英語が堪能な生徒ばかりではありません。
ハワイの語学学校の先生達は特にフレンドリーな印象です。
勇気を出して先生にも積極的に話しかけるようにしましょう。
日本人以外の友達を作るきっかけ例
語学学校だからといって話しのネタは英語や勉強に関わることだけ、と思う必要はないです。
日本人は苦手なアクションかもしれませんが、服やなどをほめたりすることも会話のきっかけになります。
- その服かわいい、どこで買ったの?など持ち物から話題を作る
- おすすめのレストランを聞く(ハワイは様々なグルメが楽しめるので話題作りしやすい)
- ビーチの話(ハワイの場合、ビーチの話題は話の展開がしやすい)
- 手作りのお菓子などを学校に持って行く(面倒かもしれないが、友達作りには有効な手段)
語学留学中、ワイキキやアラモアナでぶらぶらする癖をつけない

学校がワイキキやアラモアナにあるので授業が終わったらぶらぶらしたくなります。
周りは観光客ばかりなのでつい自分も観光客になった気分になってしまうのです。
用も無いのにショッピングセンターになんとなく足が向いてしまうのです。楽しいの分かります。でも止めましょう!
ハワイの留学が失敗する人はだいたいこれをしています。
観光地のぶらぶら散歩暗転法式
↓ ↓ ↓
②どんどん帰宅時間が遅くなる →→→ 生活が乱れてくる
↓ ↓ ↓
③そのうち友達とアルコールを飲むようになる →→→ 英語の勉強しなくなる
↓ ↓ ↓
この留学で英語力なんてつきませんよ(ハワイ留学失敗)
「自分は観光しにハワイに来たんじゃない」と常に意識していましょう。
そうすることで意味無くぶらぶらしていると罪悪感を感じるようになってきます。
留学中はネットやテレビで日本の番組を観ないこと

英語の勉強をしにハワイに来ている、ということを常に意識して行動しなければあっという間に日本語生活になってしまいます。
でも英語を学びたいという強い気持ちのある人はどこで学ぼうとあまり関係ないのです。
日本人留学生が日本のドラマの話で盛り上がってる意味が分からないです。
わざわざ留学までして英語を勉強しに来ているのにネットなどで日本のドラマを観るなんて言語道断。
娯楽にネットを使わないことが英語上達のコツ
まず、留学中は徹底的に日本語時間を無くすことが英語上達のコツです。
自由時間やリラックスしたい時にネットで日本語のものを見聞きすることは極力避けるようにしましょう。
動画配信サイトなどは一旦見始めてしまうと数時間すぐに経ってしまいますよね。
ネット使用は自分に厳しく、を基本としましょう。
ネットで日本語を使う事柄を自分で限定することも効果的です。
- 英語の勉強に関することを調べる
- 進学、進路、就職に関する事
- 日本のニュースをチェックする
など。
英語検索をルーティン化する
ハワイのレストラン情報などは英語で検索をかけてみましょう。
勉強になるだけでなく、かえって有益な情報が手入りますよ。
飲食店の情報やクチコミは単語や表現が簡単なものが多いので英語に慣れるにはもってこいです。
英語検索をルーティン化できると英語の深堀りができるようになってきます。
結果、英語力上達にもつながりますので、まずは簡単なレストラン情報の英語検索からはじめてみましょう。
《例》「ハワイのおすすめタイレストラン」と日本語で検索する代わりに:
● best Thai food in Hawaii
● recommended Thai restaurants in Hawaii
などで検索してみる。
※見やすくするため大文字を入れていますが、検索時は全小文字でOKです。
単語を変えて検索をかけてみると英語の勉強にもなりますし、より多くの情報を得ることができます。
「ハワイに英語を勉強しにきた」、という意識を常に忘れずに

ハワイへの語学留学はアメリカの中でも費用が多くかかる場所です。
とにかく意識的に日本語から離れる努力をしましょう。
油断すると「英語を使うのは学校の授業だけ」、と言うような留学が全く意味を成さない状態に陥りかねません。
日本語は「いざと言う時、困った時の切り札」くらいに考えておけばハワイは間違いなく快適な留学地No.1候補です。
- 治安が良い
- 気候が良く、一年を通して快適
- 学校へのアクセスが良い
- 和食店も多く食事に困らない
- 州内の大学など、進学がスムーズ
ハワイ留学は環境面だけでもかなりメリットが多いため、世界各地からハワイの語学学校への留学の希望者が多いのもうなずけます。
とにかく最初の学校選びを間違わなければ、あとは「英語力をつけたい」という強い気持ちがあればハワイで十分に英語力をつけることができます。
参考:ハワイ以外の留学先
ハワイ以外のアメリカ、他の国への留学の情報記事は下記で記載しています。
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