こんにちは!
翻訳の仕事をしているよっしーです。
みなさんは英文中の数字はどのような表記にしていますか?
いわゆる数字(1、2、3・・・)のみでしょうか?
それとも英文字(one、two、three・・・)を適宜使用しているでしょうか?
アメリカやイギリスで出版されているメジャーな英語の文法本の多くには、数字表記には厳密に「こうしなければならない」という定義はない、と書かれています。
数字の書き方は、昔から人や地方、または、ライターの好みによって傾向があり、統一することが難しい、という考えが根底にあると思われます。
しかし、そんな中でも現代の数字の書き方にはある一定のルールがあります。
今日は数字の書き方についてポイントをまとめてみました。
目次
そのまま数字で表記するケース
最初に、数字を1、2、3、4などの数字でそのまま表記する方が良い、とされているものをいくつか挙げてみます。
日付や続き番号
一般的に日付けや続き番号は数字で表記します。
続き番号というのは製品などのシリアルナンバー、暗証番号、電話番号などで、続き番号自体がひとつの名詞のように意味を成すものを指します。
● His birthday is April 16, 2002.
● Cell: 080-999-999.
● Your pin number is 8899.
この様に日付けや続き番号は数字で書くのが一般的です。
日付けは会話文では英文字で書く
たった今、日付けは数字で表記すると言いました。
しかし、英文の会話文に入れる日付けは数字表記しない、という例外があります。
クオーテーションマークで囲った会話文の中に日付けを入れる時には「英文字での表記が好ましい」とされているのはあまり知られていないかもしれません。
是非取り入れてくださいね!
その例をいくつか見てみましょう。
● ” I will arrive in Tokyo on July tenth.”
● ” My younger brother was born on June fifth.”
ヘッドラインやタイトル、章題
新聞記事や雑誌、資料などのタイトルや章題に数字を用いる場合は数字で表記することが一般的です。
一瞬で人の注意を引くためには数字表記の方が効果的です。
● 20 Best Restaurants in Tokyo
● The Top 10 Places You Have To Visit In NYC
● ” Please repeat Rule 5 for her again.”
必ず英文字にする数字
次に、数字を表記する際に必ず英文字にする、というものをいくつか例とともに挙げておきます。
数字を文頭に置く文章
数字から始まる文章において、その数字は必ず英文字にします。
● Twenty students joined the school event last month.
● Fifty-eight coffee cups that I bought in Japan are all made in China.
ハイフンの要、不要
以前にハイフンについては学習しましたが、ちょうどハイフンが例文に出たのでハイフン入りの数字表記について再確認しておこうと思います。
≪ 参考記事:英語のライティング mini講座 ⑭ ハイフンの使い方 ≫
数字表記におけるハイフンの使い方のポイントは以下の2点です。
21〜99の数字においては間に必ずハイフンを入れる
● Eighty-three games will be held at The City Stadium next year.
● Twenty-seven people were injured in the traffic accident.
分数表記では間にハイフンを入れる
● Two-thirds of the residents are needed to destroy the rotten house.
● One-eights of the people there came from Korea.
《例外》数字+分数の場合は数字表記する
主に料理のレシピなどで、1と2分の1カップの小麦粉を入れる、など分数の前に数字が付く場合は数字表記になります。
● The recipe calls for 2½ cups of flour.
● I used 1½ cups of salt instead of sugar by mistake.
1から9までの数字
通常1から9までの数字は英文字で表記します。
これはフォーマルな文章だけでなく、カジュアルなメールなどの文章でも一般的に使われていますので覚えておきましょう。
● She has two younger brothers and three older sisters.
● Lily published three books and nine articles last year.
数字表記に統一性をもたせる
ひとつの文章の中に数字表記と英文字表記の両方を使用すると読み手が混乱します。
これまでに挙げた一定のルールはできるだけ保ちながら、表記の混用を避けることにも注力しなければなりません。
例で比べてみましょう。
① John visited four prefectures in Kyushu and 11 islands in Nagasaki.
② John visited 4 prefectures in Kyushu and 11 islands in Nagasaki.
①の文章では10未満の数字は英文字を使うというルールに従い4をfourとしたのですが、後に10以上の数字が登場します。
この場合は文章に統一性を持たせるこをを優先した②の文章の方が読み手は読みやすいと感じます。
数字の表記に関しては以下の2点がポイントです。
✅ できる限り数字表記のルールに沿って書く。
✅ 常に読み手の読みやすさを考慮した文章作りを心がける。
数字表記のまとめ
「英文での数字表記には定義はない」とはいうものの探ってみると実際ライターの間では当たり前のルールが色々あります。
プロのライターや翻訳の仕事をしている方ならば、ある程度そのルールに従ったライティングを心がけると良いと思います。
一方、カジュアルな英文では数字の表記に関しては文法の絡みがないので、それほど神経質になることもないかな~とも思います。
どんな英文を書くときも中心はライターではなく読み手であることを忘れなければ良い文章が書けると思います。
My Favorite Coffee【ブルーボトル新宿カフェ】

おつかれさまでした!
今日のa cup of coffeeはブルーボトルのカフェラテ(520円)です。
もっちりしたスチームミルクの泡が気に入っています。
ドリップコーヒーはハンドドリップで450円~です。
スタバより高いけどカフェより安い?
新宿南口のNEWoMan1階にあって妙に店内照明が明るい(笑)
豆にもこだわっている様なので今度買ってみようかな~と思います。
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ブルーボトルコーヒー新宿カフェ
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1−6 NEWoMan SHINJUKU 1F
店舗サイト: store.bluebottlecoffee.jp
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