英語のライティング mini講座 ⑫ 英文は配置で意味が変わる

英語のライティング mini講座 ⑫ 英文は配置で意味が変わる

こんにちは!

翻訳業をしているよっしーです。

和文でも英文でもちょっとした書き方の違いで読み手によって意味のとらえ方が変わってくる場合があります。

しかし、読み手によって意味が変わってしまう、というようなことが無いに越したことはありません。

なぜ読み手によって意味のとらえ方が変わるでしょうか?

それはライターがきちんと伝えられる書き方をしていないから、に尽きます。

今日は「きちんと伝える」ために語句や単語の配置をテーマにmini講座を進めていきたいと思います。

関連性のある語句はできる限り近くに配置する

あえて言う必要もないかもしれないのですが・・・

英文作成の際、関連のある語句はなるべく近くに配置しましょう。

関連のある語句を離して配置してしまうと意味が分からなくなったり、全く違う意味になってしまうこともあります。

例文で比較してみましょう。

例1)「どこ」なのかを明確にする

I found a bug on the book that was right on the corner.

さて、虫はどこにいたのでしょう?

この英文では虫が本の隅にいたのか、部屋の隅にあった本の上にいたのか、一見分かりづらいですよね?

その理由はbookとcornerが離れた位置に配置されていて、「どこ」なのかが不明瞭になってしまっているためです。

(修正後)
I found a bug right on the corner of the book.

関連性のあるcornerとbookを「corner of the book」としてつなげることで、虫がいるのは本の隅、ということがはっきりしましたね。

例2)「どちら」なのかを明確にする

これってどっちなんだろう?と思う文章に時々出会います。

文章が長くなると意味の取り違えも多くなります。

下記の英文の意味を考えてみて下さい。

You can call your sister in Honolulu and tell her all about Bill’s taking you out to lunch for just 5 dollars.

5ドルなのは電話代?それともランチ代でしょうか?

例1のようにごく短い文であれば、関連語句が例え離れていてもそれほど意味の理解に苦しまないかもしれません。

しかし、例2のように少し文章が長めになると混乱しますよね?

5ドルなのはどっち(電話代 or ランチ代)なのかを明確にして英文を書き直してみましょう。

(修正後)
For just 5 dollars you can call your sister in Honolulu and tell her all about Bill’s taking you out to lunch.

訂正前の文章ではcallと5 dollarsを離して配置していることで、両者の関連性が薄れてしまっているのです。

その5 dollarsをcallの近くに持ってくることで、5ドルなのは電話代だということが明瞭化されますね。

関連のある語句同士を近くに配置すると読み手が「これどっち?」と迷うことがなくなります。

特に、thatandを使った文章は「何に対して」なのかが迷子になりやすいので、関連性」を意識して英文を書く必要があります。

  • 関連のある語句同士は近くに配置
  • 誰、どこ、どっちを明確にする
  • and、that、butなどを文中に使う場合は、特に関連性を意識して単語を配置

名詞が多い文章:言いたいことを明確にする

文章に名詞が多いと何が主語なのか、何が言いたいのかが読み手に正確に伝わらない場合があります。

名詞が多い文章においては文章の意味を読み手に正確に伝える意識を持って文章を書く必要があります。

主語がはっきりしない文章を修正する練習をしていきましょう。

例1)カンマ前後の単語の配置

本来、カンマは文章を区切って分かりやすくする役目があります。

しかし、カンマの前後の単語の配置を間違えると混乱の要因になり得るので気をつけましょう。

下記の英文でその混乱の要因を説明します。

The unique orchid, in the pretty greenhouse, gives us a great impression of the flower garden.

The unique orchid (風変わりな蘭)と pretty greenhouse(かわいらしい温室)のどちらが良い印象だったのかやや曖昧ですね。

おそらくは蘭だと想像はつきますが。

カンマの直後に動詞を置く場合、通常はカンマ直前の名詞(またはそれに変わる語句)が主語にあたります。

この文章ではgivesの直前にgreenhouseがきているため若干混乱するのです。

温室(greenhouse)ではなく、「蘭(orchid)から良い印象を受けた」ことをはっきりさせる文章に変えてみましょう。

(修正後)
In the pretty greenhouse, the unique orchid gives us a great impression of the flower garden.

文頭にgreenhouseをもってきて、orchidとgivesが隣同士の配置になる文章に変えました。

関連性のある単語同士を近くに配置することで「良い印象を与えたのは蘭」ということが明確な文章になりましたね。

例2)言いたいことを簡素にまとめる

テーマは例1に似ていますが、今度はライターが「言いたいこと」がいっぱいある文章の書き方について学びましょう。

1文に言いたいことをただ羅列する書き方をすると理解しづらい文章に仕上がってしまいます。

He wrote five articles about his adventures in China and published in The CM Magazine.

この英文でライターの言いたいことは5記事書いたこと、中国での冒険、CMマガジンにその記事が出たこと、と短文に内容が満載ですね。

情報が多いと読み手は理解するのに時間がかかります。

読み手が分かりやすい文章に書き変えてみましょう。

(修正後)
He published five articles in The CM Magazine about his adventures in China.

書くという意味の動詞「write」を省いて分かりやすくなりましたね?

そして、単語の配置の順番を変えるだけで見やすい文章になります。

ひとつの文に動詞がひとつだととても分かりやすい英文になるのです。

英文を書く際、常にどうやったら短く仕上げられるか、を意識すると良いでしょう。

意外かもしれませんが、「簡素化」は英語のライティングスキルにおいてとても大切な要素です。

ライティングのコツ
  • 語句の配置と順番を意識する
  • 文章の簡素化を意識する

My Favorite Coffee【湯河原カフェ】

おつかれさまでした!

今日のmini講座は主に語句の配置について学習しましたね。

良く分からなかった~と思ったら、、

関連性のある語句は近くに配置する、ってことだけでも心の片隅に置いて英文を書いてみてくださいね。

さて、今日のa cup of coffeeは神奈川県の湯河原の駅前にある「湯河原カフェ」です。

昔ながらのお店が多い街にある日コーワーキングスペースのあるカフェができていました。

パンやちょっとしたケーキ、ソフトクリームなんかもありましたよ。

バスや電車の時間待ちに便利なロケーションです。

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湯河原カフェ

住所:神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-4-6

TEL:0465-62-4020

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See ya next time!