数ある動画配信サービスのなかで高コスパのイメージがあるdTV(ディーティービー)。
月額料金550円で映画やドラマ、アニメ、音楽などの動画を楽しめるサービスです。
はたして本当にコスパが良いのでしょうか?
サービス内容は他と比べてどうなのでしょうか?
本記事ではdTVを使うメリットやデメリットなどを含めてサービス内容を詳しく解説しています。
目次
dTVの基本サービスと料金
dTVのサービス概要
dTVはNTTドコモが提供している動画配信サービスです。
様々な動画を配信していて、映画やドラマ、アニメ、音楽、キッズなどジャンルは幅広く、なんと計18もの設定があります。
作品数は約12万以上と現在国内の動画配信サービスで第2位の保有数です。
NTTドコモが運営していますが、ドコモユーザーでなくともサービスが利用できます。
たった550円で見放題!
利用料金は月額550円(税込)です。
ただし、最新作など、別途レンタル料金がかかる作品があります。
見放題でどこまで欲求を満たせるかは別として、他社と比べても配信動画数を考えると月額550円はダントツの安さと言えるでしょう。
スマホ、タブレット、パソコン、dTV対応テレビなどで視聴が可能です。
無料視聴期間は31日間と長めに設けられています。
dTVサービス概要 | |
月額料金 | 550円(税込) |
配信動画数 | 12万本以上 |
配信方法 | 見放題、レンタル |
画質 | 4K 、フルHD、HD、SD |
ディバイス | スマホ、タブレット、PC、dVT対応テレビ |
ダウンロード | 可能(スマホ・タブレットのみ) |
複数端末同時視聴 | 不可 |
無料視聴期間 | 31日間 |
\ 31日間視聴無料! /
【 dTV 】抑えておきたいポイント
dアカウントを作りましょう
dTVのサービス利用にはdアカウントが必要です。
非ドコモユーザーでもメールアドレスやSNSアカウントを使ってdアカウントを作ることができます。
dポイントが貯まるのでdアカウントは作っておいて損はしません。
会員登録をするとdTVプレミアムイベントへの招待など動画や映画ファンには魅力的な会員特典があります。
推奨OSとブラウザ
動画配信サービスはWindows 8以上のOSを推奨しているところがほとんどです。
dTVの推奨OSとブラウザは以下の通りです。
Windows | Mac | |
OS | Windows 8.1以上 | mac OS Mojave 10.14以上 |
推奨ブラウザ | Firefox Edge Chrome |
Safari 12以上 Firefox Chrome |
設定 | JavaScriptとcookieを有効にする |
パソコンでの視聴の際の注意点
パソコンでdTVを視聴する際にいくつか注意点があります。
古いパソコンだと動画視聴ができなかったり、スムーズな視聴ができない可能性があります。
- パソコンで動画のダウンロードは不可
- Windows8を利用している方はWindows 8.1にアップデートしておく
- パソコン非対応の動画がある
- 動画の画質が選択できない(自動で最適な画質になります)
この様にパソコンでの視聴には多少制限や条件があり不便を感じるかもしれません。
Windows 8.1以上を推奨していますが、カラオケ動画などはWindows 8.1だと逆に観れないものがあります。
Windows 7では視聴できました(^^;)
とは言え、新作の動画視聴には8.1以上にしておくべきかと思います。
31日間の無料視聴期間が設けられているので期間中にご自分の使用するディバイスでの動作や画質の確認をしておきましょう。
支払いと解約について
思っていたサービスと違った、ディバイスとの相性が悪かった、などの理由で解約したい時の手続きの方法です。
解約手続きはAndroidとiPhoneでやり方が違うので注意が必要です。
- Android端末 →→ アプリにログイン
- iOS端末 →→ SafariのブラウザからdTVの公式サイトへアクセスしてログイン
- パソコン →→ ホームページの右上の三本線の最下部の「解約」を選択する
いずれの方法でもログインしたあとに、解約手続きを進めていくと「dアカウント」のログイン画面がでてきますのでココから解約手続きを完了することができます。
ドコモユーザーはドコモショップでも解約手続きが可能です。
支払いは月末締め
月額の料金は1日から末日までの月末締めとなっています。
月途中で解約しても日割り計算、返金がされませんので解約する場合は月末まで利用してから解約する方がおトクです。
dTVはオリジナリティ満載の配信サービス
dTVは12万本以上の動画を配信していて、この数はU-NEXTに次いで業界代2位で、3位以下を大きく引き離す動画数です。
dTVはどんな動画を配信しているのか、その特徴などをまとめてみましょう。
アジア系動画に強い
- 見たい韓流ドラマがほぼ見つかる
- 中国や台湾の歴史物や恋愛ドラマも豊富
- アジア各国のドキュメンタリー番組なども配信
- ベトナムで制作された映画も配信
dTVの特徴のひとつとして、他社に比べて韓流をはじめとするアジア系の動画を多く配信しています。
韓国だけでなく、中国、台湾などアジアの映画やドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーなどの番組を幅広く配信しており、その多くが無料視聴できます。
ほぼ全ての韓流ドラマは見放題で視聴が可能です。
また、BTSやTWICEをはじめとして、東方神起、BLACKPINK、EXO、SEVENTEENなど豪華アーティストによるライブ映像や出演番組の動画を配信していて、韓国カルチャーが好きな方にdTVはおすすめです。
BTSとのコラボ「BTS on dTV」
「BTS on dTV」としてBTSのライブ映像や、出演したドラマやバラエティ番組やドキュメンタリー番組まで様々な動画を配信しています。
※ 現在も動画は追加されており、配信終了予定等の告知はされていませんが予告なく終了することもあります。ご了承ください。
\ BTSのライブ配信情報を見てみる /
エクササイズ系動画も配信
dTVはヨガやダンササイズなどのフィットネス系の動画も配信しています。
上半身、下半身など気になる部位をターゲットとして行うエクササイズ系の動画などを多く配信しています。
ジムに行かなくても、かなり鍛えられそうです。
こんなのもあります。↓↓
- 野村萬斎の狂言エクササイズ
- スティーブン・ヘインズの美Rhythm
- ウエスト集中プログラム
エクササイズ系動画はYouTubeなどでも見れますが、dTVの動画は販売しているDVDなどを配信しているのでかなりしっかりエクササイズできますよ。
音楽系コンテンツが充実
東京ドームや武道館などでの大物アーティストのライブ映像の配信などはdTVならではという感じがします。
アーティストのインタビューやライブ特集など独自の特集を組むこともあって音楽ファンにはポイント高いサービスですね。
またカラオケもあったりで音楽配信に力を入れていることが伺えます。
ライブ生配信もある
dTVではアーティストのライブの生配信や見逃し配信も行っています。
音楽だけでなく宝塚歌劇の生配信もあります。
生配信は有料ではありますが、dTV会員は割引価格になるライブも多く、おトクですよ!
私はBTSの過去ライブの動画を大画面で楽しんでいます。
自分の好きなアーティストのライブが生配信されるかどうか、いくら割引になるのか、など是非チェックしてみてくださいね!
他社とタッグを組んでサービス提供
ドコモは他社との事業提携からの事業拡大に優れているな〜と感じます。
dTVも他社とタッグを組み、お互いの足りないところを補い合いながら素晴らしいサービスを作り、消費者に提供しています。
私たちにとっては選択肢が増えることはうれしいですよね。
DAZNとdTVのセット割
料金:3,300円(DAZNだけなら3,000円)
※ 2022年4月18日以降に契約された方の料金であり、それ以前から利用している方との料金は異なります。
DAZNを既に利用している方はたった300円プラスするだけでdTVが利用できるのではおトクですね!
DAZNと言えばスポーツの試合の配信ですよね。国内外の様々なスポーツの試合映像の生配信や見逃し配信を楽しめます。
- 野球
- サッカー
- テニス
- F1
- 格闘技
など。
DAZNは特にプロ野球が好きな方には楽しめるサービスですね。公式戦試合中継だけでなく、ファームの試合や練習試合の配信もあります。
ただ、広島がホームの試合の中継と日本シリーズの中継はありません。なぜ??
《《 DAZN for docomoとの違い 》》
DAZN for docomo(月額3,000円)というサービスをご存知ですか?
単に「dアカウント経由でDAZNを観る」というサービスで、DAZNから直接申し込むのと料金もサービスも変わりません。
違いはdアカウントを作成すること、dポイントが貯まる、ということだけです。
dTVは視聴できません。
※ドコモユーザーでなくても利用できます。
TSUTAYAプレミアム+dTV
月額1,100円で全国のTSUTAYAの店舗での旧作のDVDの借り放題とdTVの動画配信サービスを両方利用できるとサービスです。
DVDの借り放題はサービス対象店舗になっている店舗であれば全国のTSUTAYAで、また、複数店舗でも利用できます。
公式サイト:https://tsutaya.tsite.jp/premium/
または、TSUTAYAの店舗でも申し込み手続きができます。
dTVのここがおすすめ
コスパがいい
dTVはとにかくコスパがいいです。作品数が多いにも関わらず月額550円という安さは他社と比較するとコスパの良さが際立っていますね。
動画配信サービス | 月額料金(税込) | 動画保有数 |
Netflix | 990円~1,980円 | 非公開 |
Amazon プライムビデオ | 500円※学生250円(年払い/4,900円/年) | 非公開 |
hulu | 1,026円 | 10万本以上 |
FODプレミアム | 976円 | 5万本以上 |
U-NEXT | 2,189円 | 26万本以上 |
Paravi | 1,017円 | 1万本以上 |
TELASA | 618円 | 1万本以上 |
dTV | 550円 | 12万本以上 |
月額料金と配信動画数だけを比べてサービスを判断するのではなく、動画のラインナップ、画質、ディバイスとの相性など総合的に判断し、自分に合った動画配信サービスを選びましょう。
ほとんどの会社が無料視聴期間を設けているので気になる動画配信サービスをいくつかピックアップして並行利用すると違いが良く分かりますよ!
最新作の配信が早い
国内外とも最新のドラマや映画の配信は有料のものが多いのですが、配信は早いです。
いち早く最新のドラマや映画、アニメを見たい人にdTVはおすすめです。
dTVは新着の他、もうすぐ配信、○月○日配信、などこれから配信される動画のお知らせの表記があるので分かりやすいです。
dポイントが使える
dTVを利用することでdポイントを使ったり、貯めたりすることができます。
レンタル作品の購入支払いにdポイントを使うことができます。また、その購入によりdポイントが貯まります。
ドコモユーザーはポイントが貯まりやすい
dポイントは1,000円につき10ポイント〜100ポイントが付与されます。
ドコモユーザーはスマホの支払いに加えてdTVの月額料金の支払いをスマホ決済にしておくとよいでしょう。
さらにdカードGOLD利用者は1,000円につき100ポイント付きます。
これらのポイント付与サービスだけ見ると、dカードやd払いなどを利用しているドコモ系のサービスを利用すればするほどおトクなシステムになっていることが分かります。
dTVのここがイマイチ
複数アカウントが作れない
dTVは1契約につき1アカウントしか作れません。
アカウントがひとつしかないので家族でアカウントを共有する場合などには視聴履歴も共有することになります。
視聴履歴を他の人に見られるのは若干気まずさを感じますよね。
家族も動画を視聴する、というケースでは「プライバシーの保護」という意味でアカウントがいくつか持てると良いと感じます。
また、dTVは複数ディバイスでの同時視聴はできません。
字幕・吹き替え機能がやや不十分
海外の映画やドラマなど、字幕と吹き替えの切り替えができる作品が少なめと感じます。
また、海外ドラマなどで、シーズン1は吹き替えだったのにシーズン2から字幕しかない、など統一性がないのが気になります。
英語字幕もありません。
動画配信サービスを英語学習に活かしている方も多いと思うのですが、はっきり言ってdTVは英語学習には向いていません。
英語学習ツールとして利用したいと言う方はNetflixがおススメです。
dTVは月額550円で約12万本の動画が見放題!
本記事ではdTVの動画配信サービスの特徴を中心に解説してきました。
- 月額550円で12万本以上の動画が見放題
- 韓流ドラマの配信が多い
- ライブ生配信がある
- DAZNとのセット割がある
- TSUTAYAで旧作借り放題ができるプランがある
- 無料視聴期間は31日間と長め
dTVは主にこのような特徴がある動画配信サービスです。
ミュージシャンや宝塚歌劇の生配信や見逃し配信が数多く楽しめるのはdTVの得意とするところです。
ひとつでも気になることがあったら無料視聴期間で試してみてくださいね。
dTVは配信の数やジャンルが多いのでいろいろな楽しみ方ができます。
月額550円で12万本以上の動画配信サービスはかなり高コスパと言えます。
\ 31日間視聴無料! /
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